薄紫の翡翠
今日は薄紫色の糸魚川翡翠のお話し。
一般的には、ラベンダー翡翠なんて呼ばれてますね。誰がつけた名前かは定かではないらしいが、なかなかセンスがいいと私は思っています。
他の色から比べると産出量が少ない色らしいです。
特に明るいラベンダーカラーはなかなかの希少石のようです。
ラベンダー翡翠の白い部分と薄紫の部分は両方とも翡翠輝石であることがわかっています。
なぜ、薄紫になるのか、それは、成分にチタンが含まれる為らしいです。
チタンは金属の一種で、軽く錆びにくく、丈夫なことから、いろんな活用方法が期待される金属です。
このチタンが白翡翠に含まれ、長い年月をかけて自然の放射線を浴びるとラベンダー翡翠になるそうです。
綺麗なラベンダー翡翠、ますます人気が出そうな気がします。
鮮やかなラベンダーカラーは特に珍しく、私もまだ、「これはすごい!」と思った原石は2つほどしか出会えてないですね。
綺麗なラベンダーの糸魚川翡翠ビーズをつくりたいなぁ。
藤井周